利島の椿油
利島の椿油の特徴
利島の椿油は、日本古来の品種であるツバキ科ツバキ属の
藪椿(ヤブツバキ)の種子から採取される油のみで精製されています。
ユチャなどの外国生まれのツバキ種子油が含まれる
「カメリア油」「カメリア種子油」とは区別される希少な植物油です。
利島ならではの地質や独特な栽培・精製方法により、
他にはない特徴を持っています。
藪椿(ヤブツバキ)の種子から採取される油のみで精製されています。
ユチャなどの外国生まれのツバキ種子油が含まれる
「カメリア油」「カメリア種子油」とは区別される希少な植物油です。
利島ならではの地質や独特な栽培・精製方法により、
他にはない特徴を持っています。
2019年、利島椿油が原料としての
認証を国内初取得しました。
COSMOS( = Cosmetic Organic Standard)とは、オーガニックコスメの世界統一基準です。
認証基準は「COSMOS ORGANIC(コスモスオーガニック)」と「COSMOS NATURAL(コスモスナチュラル)の2種類に分類されており、利島椿油はそのうち、より認定基準の厳しい「COSMOS ORGANIC」を取得しています。
COSMOS ORGANICの認証基準
- 内容成分の95%から100%が自然由来の成分であること。
- 植物原料(オイル・抽出物・バターなど)の95%~100%が有機農法、遺伝子組み換えしていない農法によって作られた原料でなければならない。
- 完成品の最低20%は有機農法によって作られた原料であること。(洗い流す製品シャンプーやリンス、コンディショナーは10%でよいと例外があります)
- ヨーロッパの基準で厳格に定められてる原料以外の成分は使用できない。そして植物原料以外の成分の使用は内容量の5%以下であること。
- 製品に使われるすべての成分、原料は環境に悪影響を与えない生分解性のものでなければならない。
未来に向けた取り組み
寄り添い続けていくために。
椿油産業の発展に向けた取り組みを行っています。
未来の利島を担う若い命を育てます。
利島では椿の老木化に伴い、植え替え用の新しい苗の育成に取り組んでいます。また、これまで感覚で行われていた台木となる母樹の選定記録をデータ化し共有することで、未来の利島を担う良質な椿の生育を目指しています。
すべての椿油にトレーサビリティを。
生産者と椿の栽培区域が把握できる地図を活用し、生産者と園地ごとの収穫量、作業実績や天候状況による収穫量の経年推移を記録。産業の発展と生産性を高めるために、椿油のトレーサビリティ管理に取り組んでいます。
椿の持つあらゆる可能性を
引き出したい。
これまで椿油に用いられてきた種子だけでなく、花や葉など椿の木すべてを最大限に活かす研究を進めています。花からは酵母をとってパンをつくり、幹からは櫛を、油の搾り粕から肥料を。
葉の抽出物の活用も研究中です。
企業ご担当者様へ
- 椿油の製品規格書についてはこちらをご覧ください。製品規格書(PDF 245KB)
- ご希望の方には試験成績表を製品に添付致します。
- その他、原産地証明、原料納入規格書、農薬不使用証明、MSDS、椿油製造工程表等各種書類ご用意致します。
- 当組合は化粧品製造販売業・化粧品製造業の免許を有し、ビン詰め包装も島内で行う事ができます。
- 各種化粧品用・食用椿油の一斗缶での出荷や小売商品のOEM供給も行っております。
- ご不明な点・ご質問等がありましたら、JA利島へお問い合わせください。