1.椿の島〜利島〜
 利島村には約20万本の椿が存在し、利島は椿油生産量日本一の島として、その名を知られています。伊豆諸島においては、本村に限らず、椿は古くから存在し、それから搾油される良質の椿油は、伊豆諸島各島における重要な産業資源として確固たる地位を築いています。
利島では、江戸時代に冬季の強烈な西風から集落を守る防風林を生成するという生活上の必要性と、江戸幕府の要請により当時需要が高まった椿油を本土へ供給する目的により、長い年月を要して大規模な植林が行われました。その結果、利島は島全体が椿で一面を覆われた、世界的にも類例のない「椿の島」となったのです。 


2.椿の種類
 椿は日本列島の海岸沿いをはじめとする温暖な地域に広く生息し、ヤブツバキ、サザンカ等約200種類があるといわれています。伊豆諸島に分布しているのは、ヤブツバキといわれる種類で、ヤブツバキの特徴は葉は濃緑色楕円形で、厚く光沢に富み、まばらな鈍鋸歯がある。花弁は真紅であり、観賞用の椿のように、白と赤のまだらの花ではない。椿油をもっぱらの目的とする島の椿には、実用本位な趣があります。
 利島は周囲約4平方kmという非常に小さな島であるため、島一面約20万本もの椿林で埋め尽くされており、毎年2月下旬〜3月頃にかけて、一面に咲いた花が地面に落下する頃になると、俗に「椿の絨毯」と称されるように、地面が椿花で敷き詰められた独特の美しい光景が展開します。
 

 3.椿油とは?〜お肌と髪のお手入れに〜
椿油は人の肌に最も多く含まれるオレイン酸を約80〜90%含有している為、最も人の肌に近い油といえます。そのため、乾燥肌やニキビ予防・日焼け肌のケア・火傷の治療等にも効果があります。また、健康な髪づくりにも椿油は最適で、ダメージを受けた髪や頭皮のケアに年配の方だけでなく、最近では若い方にも支持を頂いております。さらに、椿油は食用としても用途が広く、体に良いオレイン酸を多く含んでいるため、ドレッシングの原料として利用したり、菜種・ベニバナ油等と混ぜて天ぷら油として利用され好評を博しています。

4.利島産椿油の特徴〜安心安全無農薬利島産100%の恵み〜
利島産椿油は、利島村の島内において無農薬で栽培された椿の実を収穫し、島の製油工場で搾油・精製・瓶詰めまでの全ての工程を行っています。そのため、市場に多く出回っている中国産の油を使用した椿油とは違い無農薬で品質管理も行き届いているため安心・安全です。